枕営業と聞くとホストや芸能人のイメージばかりが先行するが、どうやら一般人の中にも枕営業の経験者は少なからず存在する。
化粧品の営業をしているA子さん(既婚・関東在住)が目を付けたのが、なんと知人男性。彼らは化粧水だの乳液だの使わないが、月に1万円弱程度の出費でセックスが出来れば安いものである。その方法で、売り上げが激増。
A子さん自身は、「自分自身もセックスが好きなので苦痛には思わない」と、開き直っている。
フリーのグラフィックデザイナーB子さん(未婚・都内在住)が、仕事の依頼を得るために重視しているのは「飲みニケーション」。
酒を酌み交わして親睦を深めるやり方だ。酒の勢いでホテルに誘われることも多く、それに対して交換条件を提示すると、意外にも先方がきちんと覚えていてくれるという。
肉体関係を持ったがゆえに、なんとなく気まずい関係となり、仕事の依頼が来なくなることも。それでもB子さんは、決して「ヤリ逃げされた」とは思わないという。「自分自身もセックスが好きなので…」と、先述のA子さんと同じスタンスのようだ。
そして、キャバ嬢にも枕営業する者がいるという事実。
「不景気で、枕営業でもしない限り指名を得られない!」と切羽詰った者もいれば、「コミュ障気味の男性客が増えたため、トークを売りにするよりも、セックスしたほうが手っ取り早い」と断言する者も。
最後に、枕営業を受けたことがある男性の意見をご紹介させていただく。
「誰に依頼しても大差ない仕事なら、プラス@でセックスできればラッキーというスタンスで枕を交わすこともある。しかしこちらとて交換条件に応じられない際は、美女だろうとテクニシャン女性だろうとやんわり断ることにしている」(40代後半・都内勤務)
当然といえば当然だが、「セックスすればどうにでもなる!」というわけではないのが実状のようだ。
[menscyzo]