なぜなら可愛くて何でもやってみたいという女優が増えてきたからだ。ワガママが許される女優など、ほんの一部にすぎないし、撮影側だって彼女たちを本気で傷つけようなどとは思っていない。結局女優もスタッフも目的はひとつ。「ヌケるAV」を作りたい一心なのである。
ちなみに前述したAV女優は、撮影後「すごく気持ちよかった」と満足そうに語ってくれた。その作品が売れたかどうかは別として、イイ出来映えになったのは言うまでもない。キレイごとを並べてAV業界を叩く人々は、こうした彼らの努力を何も知らない。AVは虐待でも何でもない。ひとつの作品である。
もし、AVメーカーへの就職を考えるのであれば、それ相応の志がなければ大成は望めない。単にセックスが間近で見れるなどの短絡的な考えの新人がすぐに辞めていってしまうのは、AV業界における人間関係の深さを理解できないからだ。セックスという本来秘匿されるべき行為を作品にするのだから、情熱と礼儀が何より試されるのである。
[menscyzo]
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