店に着くと、部屋を貸しきった送別会会場はかなり盛り上がっていました。なんせ殆どが女性でしたから。
一番奥にいる美月ちゃんは、私の姿を目にするなり、「○○ー!遅いぞー!何処行ってたのー!!」明るく元気な性格でありながら、普段は落ち着いている美月ちゃんがそう叫んだので、更にどっと場が盛り上がりました。
周りの人に誘導され、私は美月ちゃんの隣に。
酒が入っているためか、顔を真っ赤にしながら「○○君、今日来ないと思ったよ~」と私の腕に抱きつきます。
やわらかいおっぱいが腕を刺激します。
それから、美月ちゃんは私の腕を離す事無く、やたらと高いテンションで飲み続けました。彼女はすでにその時点でかなり出来上がっていました。
美月ちゃんがこちらを向くたびに、甘い吐息が・・・。
時に私に体をあずけてくるので、美月ちゃんのしなやかな体が私に密着します。(う~んたまらん!)
そうこうしているうちに、美月ちゃんはあぐらをかいている私の膝の上に、上半身を横臥させ、眠り込んでしまいました。
顔を前方に向けているのですが、90度回転させると、私の股間に顔をうずめる格好になります。
右手のすぐ下には美月ちゃんのこんもりした両乳が・・・
お尻のほうに目を移すと、黒い下着が顔を出しています。
酔っていたなら、勢いに任せてちょっと悪戯するところなのですが、車で帰らなければならないため、ウーロン茶しか飲んでおらず完全にシラフです。まさに蛇の生殺し・・・。
時間は既に11時を過ぎていました。普通の社会人であれば、翌日の土曜日は休日になるのですが、百貨店の売り場勤務はそうもいきません。
美月ちゃんは、相変わらず、私の膝の上でダウンしています。
いたずらのできない私は、美月ちゃんの髪の毛をなでながら、ウーロン茶を飲みつつ皆との話に興じていました。
「美月もこんなになっちゃったし、そろそろお開きだな。」という売り場の主任の声とともに、解散する事になりました。
「あーあ、美月がこんなになっちゃってどうする?誰か送っていける?」と主任。
「美月は確か府中でお姉さんと二人暮しだったよな。○○君は家、何処だっけ」
私「吉祥寺です」
主任「じゃ、路線が違うな・・・どうしようか?」
私「実は今日車なんで、送っていきましょうか?」
結局、私が美月ちゃんを送っていくことになりました。
数人の助けを借り、何とか駐車場にたどり着きました。その時既に12時をまわっていたため、終電を気にする方々は、そそくさと帰路についていきました。
私は、大柄な美月ちゃんを助手席に落ち着かせ、シートベルトを装着させようと、運転席から身を乗り出しました。
ふと見ると、美月ちゃんの顔が目の前に。