彼女のあえぎが徐々に高く、途切れの無いものになったところで、俺は人差し指をそっと膣に挿入した。
入り口付近で様子を見ながら刺激を続け、徐々に深く押し入った。奥は熱く潤っていた。
子宮口の上(腹側)の辺りをリズミカルに指の腹で刺激しながら、クリトリスへの刺激を強めると、彼女のあえぎは遠慮のないものに変わっていった。
潤いが俺の手の甲にまで滴ってきた頃、中指も挿入した。
子宮口上部を圧迫し、膣上壁を撫でるように引き、最後に恥骨裏のGスポットを指腹で刺激する。
これをピストン運動の様にリズミカルに繰り返すと、彼女の腰は別の生き物のように動き、
膣口は痛いほどに俺の指を締め付け、白濁した液体が滴って、シーツに幾つもの染みを作った。
「ねぇ…」と荒い息の彼女。
「ん?」と問うと、「もうダメ」。
「何が?」「…もう、イっちゃいそう」
「いいよ。イっちゃいな」「ヤダ。指じゃヤダ」
などというお約束の言葉を交わしながら、とうとう彼女の方から「入れて」と言わせた。
彼女が「大丈夫」だと言うので生で挿入した。
雁首が膣の入り口を潜っただけで、もの凄く締め付けられた。
俺は、亀頭を埋めるだけの極浅ピストンをしばらく続けた。
彼女は私の腰に手を伸ばして奥まで挿入させようとするが、俺は彼女が言葉に出して「奥まで突いて」というまで無視し続けた。
彼女の期待に応えて、ペニス全体を使った長くゆっくりなストロークでピストン運動を始めると、奥に当たるたびに彼女は「んっ!」と声を上げる。
ストロークのスピードを徐々に上げながら、堅く勃起しきったクリトリスを指で刺激すると、彼女はピンク色に上気した上体をそらせてシーツを掴みしめた。
ピストンのストロークを短くして、奥を激しく突き上げると、彼女は荒い呼吸の中で「イキそう…」とささやいた。
俺は「まだダメ」と言い、クリトリスへの刺激を止めた。