彼女は、私が子どもを預けている保育園の保育士だ。
担任になったことは無かったので、それまでは挨拶程度しか交わしたことは無かったが、スタイルの良い美人なので、お父さん達に人気があるのは知っていた。
離婚歴があるそうだが、そこがかえってその人気に拍車をかけているようなところがあった。
保護者会の役員になり、行事のたびに手伝いに行っているうちに、俺は彼女と世間話程度は交わすようになっていった。
とある大きな行事が終わり、打ち上げと称して保育士と保護者総勢20名ほどで飲みに行った。
二次会、三次会と進むうちに人数が減り、いつの間にか私と彼女が話し込んでいることが多くなった。たまたま音楽や映画の趣味が近かったからだろう。
三次会がお開きとなり、帰る方向が一緒だった私と彼女は二人でタクシーに乗り込んだ。
タクシーが走り出してしばらくすると、彼女が俺の手を握った。
彼女の表情をうかがうと、悪戯っぽそうにハスキーな声で「ニシシ」と笑うので、 俺は顔を近づけて触れるだけのキスをした。
すると彼女は、離れようとした俺の肩を抑えて、耳元で「もっと」とささやいた。
俺は運転手の様子をうかがいながら、再び唇を重ね、今度はゆっくりと舌を差し入れた。
彼女が応じてきたので、次に私は服の上から形の良い乳房を手のひらで包み込んだ。
彼女の激しい鼓動が感じられた。高ぶっているらしい。
「ホテル行く?」と尋ねると、彼女は少女のようにコクンと頷いた。
私は、運転手に行先の変更を告げた。