俺一人しかいなかったので、
先生は俺の隣の席に座って、勉強を教えてくれた。
しかし、なんとなく距離が近いなぁと感じたが、
その時は、まぁ、意外な一面見ちゃったし、
良い匂いするしと、ちょっと得した気分だった。
そして、あと1時間すれば補習も終わりという時に、
俺は、明らかに2人の距離が近いことに気付いた。
先生は、時間を掛けながら少しずつ俺に近づいていた。
しまいには、俺に寄り添うような形になっていて、
少し肘を動かせば先生の胸に肘が当たる距離にいた。
当時俺は、童貞ではなかったが、
先生と生徒がこんなに寄り添っちゃて、
いいのでしょうか!?と、なぜか真面目ぶりながらも、
2人のイケナイ距離にちょっと期待していた。
すると、先生は、
「あのね、先生前から思ってた事やってみていい?」
と思いっきり期待してしまう発言。
俺が「何、何、?」と聞き返すと、先生は恥ずかしそうに、
「髪の毛触っていい?」と聞いてきた。
当時俺は、ロン毛で、髪が肩に着きそうなくらい長く、
少し脱色をしていたがキューティクル満タンで、
よく女の子たちにも「遠藤君、髪触らしてぇ」とか
「遠藤君の髪、綺麗でいいよねぇー!」
などと言われた事もあった。
先生もそんな事したいんだぁ。と思いながらも
「いいよ」と返事をし、触りやすいように、先生の方を向き直した。
触られてる最中は、やられ慣れてるせいか、
何も感じなかったが、触っている先生の表情が、
口を半開きにしながら触っているもんだから、
ものすごくイヤラシイ表情に思えてきて、
その顔を見た俺の、もっこり馬鹿一代は
その名の通り、急成長を遂げていた。
先生の顔があまりにイヤラシかったので、
俺は、我慢できずに
「はいっ!おしまい!」と先生との距離を遠ざけた。
すると先生は「やだぁ!もっと!!」と
あの、性格キツキツ女からは、想像できないくらい、
甘えたような口調でそばによって来た。
これ以上続けたら、完全に急成長を遂げたあいつは、
我慢できなくなると思い、俺は、イジワルく先生に、
「じゃぁ、俺も先生のどこか触っていい?」と聞いてみた。
すると意外にも、「変なとこ以外だったらいいよ。」と、
少し困った様子で先生はそう言った。
(いいのかよっ!!)と心の中で先生に突っ込みを入れつつ、
これは、俺の年上女との初キスのチャンスではと思い、
まだ俺の髪を触っている先生の空いている左手を握り、
俺の右手は先生の腰を引き寄せ、先生の目をジッと見た。
すると、俺の熱い眼差しに気付いた先生は、
「えっ!」と小さな声で言ったが、
だんだんと顔を近づけてく俺を理解したのか、
そのままキスを受け入れた。