右を振り返ると、気持ちよさそうに寝息を立てる加奈子の顔。
左を振り返ると・・・パンストに包まれた脚が投げ出されている。
脚からふくらはぎ、膝、と視線を移していく。
タイトスカートが捲れ、太腿が露になっていた。
更にその上へ視線を動かすとぎりぎりのところで股間が見えなかった。
いくらタイプの娘ではないと言え、深夜の女性の部屋に二人きり。
しかも、その娘は悩ましい格好で眠っている。
当然、俺の野獣が目を覚ました。
まず、ちょっとやそっとのことで起きることはないだろう。
俺はスカートを捲って中を覗いた。
ベージュのパンスト越しに純白のパンティが見えた。
柔らかそうな恥丘に手を伸ばす。
指先を押し当てセンターを上下に摩った。
加奈子は全く起きる気配がない。
「よしっ!」
俺は加奈子に向き直った。
スーツの前を肌蹴、ブラウスのボタンを全て外した。
薄いピンクのキャミソールを上までたくし上げ、ブラも同様にずらす。
会話の中で加奈子が申告していたDカップが露出した。
なかなかいいものを持っている。
スカートは腰まで捲り、パンストとパンティを掴んで一気に引き下ろした。
陰毛は濃くもなく薄くもなくベストな量だ。
俺は既に加奈子を犯す気満々でいた。
しかし、いくら泥酔して眠っているからといって、挿入すれば目を覚ますに決まっている。
暴れられないよう拘束できないだろう?
俺は室内を物色した。
都合よく荷造り用のビニール紐を見つけた。
更にタオルか何かないかとタンスの引き出しを開けていると、一番下段が下着だった。
女のクセに随分乱雑に仕舞われている下着の隙間から一本のコードが目に止まった。
それを摘んで引っ張り出すと、なんとバイブだった。
俺は思わず吹き出した。
バイブをベッドに放り投げ、他の引き出しを探るとタオルを見つけた。
何枚か取り出し、ベッドに投げた。
準備は整った。