その日は仕事でミスをしてしまった事もあり、お酒を飲むペースが早かった。
新宿のお洒落居酒屋で六時半から一人で飲んでいる。本当は彼氏と来るはずだったんだけど、昨日些細な事で喧嘩してしまい、仲直りも出来ずにこうして1人。
彼の誕生日に行くつもりだったこの店にこうして一人でいる。どこかで彼氏がひょっこり来てくれないかと期待していた。
ただ現れたのは、イケメンのナンパ君…。
隣の席にいつの間にかに現れていて、生グレをプレゼントされた。
ナンパなんかいつもは無視するんだけど、その時は悲しくて寂しくて誰かと喋りたかった。
中性的な顔立ちのナンパ君は私が生グレを受け取ると席を移動してきた。
正直かなりタイプで、ドキドキした事を覚えている。
ナンパ君は優しく私を気遣ってくれて、私も彼氏との喧嘩した事や、仕事のミス、上司からの叱責を愚痴り、それをウンウンと聞いてくれた。
それだけで私はナンパ君に心を開いてしまい、ナンパ君の言われるがままに二軒目に行く事になった。
ついていった先は、何とナンパ君の家。
私は多少の抵抗を見せたが、酔ってしまっていた事もあり、後ナンパ君が格好良かったから家に入ってしまった。
家に入るなり、優しく抱きすくめられて、ナンパ君と目が合う。
私はもうドキドキが止まらなくなり、目を閉じてナンパ君のキスを待っちゃった。
ナンパ君は優しく唇にフレンチキスをしてくれた。
軽めのキスをしながら私の腰やお尻、胸や首筋、背中に手を這わせてくる。その度に私の身体はイヤらしく反応してしまう。
彼氏よりも優しく私の敏感な所を焦らすような手つき。
私の下はもう大洪水で、たまらなくなってナンパ君の口に舌を入れて求めちゃった。