ビクンと身体を仰け反らせた
「ナオミちゃんからは、まず先輩の愚痴を吐かせました。互いに関係が温まってきたところでいつものように下ネタからボディタッチを開始。このへんはクラブナンパと一緒ですよね」
ヤリ目BOY:CAのコってモテるでしょ? 乗客からナンパされちゃったりするでしょ?
ナオミ:そんなことないですよ。全然モテないし……。
ヤリ目BOY:じゃあ俺がナンパ第一号だ(笑)。そういえばCAのコってドMが多いって聞いたことあるよ。友達の彼女がCAなんだけど、すごいドMで縛ったり目隠しされないとダメなんだってね。
ナオミ:えー!そんな趣味ないですよ!
ヤリ目BOY:じゃあ逆にどこが性感帯なの? 首?
ナオミ:え? わかんないですよ……。
すでに軽く彼女と手をつないでいたヤリ目BOY氏は、ナオミさんの背中をスーッと撫でる作戦に出た。
「そこでビクンと身体を仰け反らせたんです。これ、正直イヤじゃないでしょ?と聞いたらコクリと黙ってうなずいたので、イケるだろう、と。あとは最後まで一気に持っていくために互いに安全確認を徹底する流れです」
「スカーフだけは絶対に触らないでください」
ヤリ目BOY氏は、何度も場所の状況を確認した。「いまここでイチャついても、同期と後輩しかいないから最悪大丈夫だよね?」。
そう聞くと、ナオミさんはそれを否定しなかったという。さらにここで彼女の口から後のセックスを決定づけるセリフが飛び出す。
「でも、スカーフだけは絶対に触らないでください!これって鏡見ながらじゃないと結べないんで……」
彼女の「スカーフだけは……」という言葉を聞き逃さなかったヤリ目BOY氏。
「逆に言えばスカーフを触らなければ服を脱がしてOKということ。一気にセックスが現実味を帯びてきたと感じました。
いま2人で座っている後ろは壁で、前は行き止まりだから横だけ注意していればいいよねと確認して、『まずは練習してみよう』と提案。予行演習を開始しました」
一瞬だけブラを出させてすぐに隠させる。これを3度繰り返して共犯関係を構築したヤリ目BOY氏は「今から絶対声出しちゃだめだよ?」と言い、キスをしながらストッキング越しに彼女の股間を撫で上げた。
「30分話してセックスが20分くらい。そのあと30分話したので90分一本勝負ってかんじですね。もちろんスカーフは一切触りませんでした(笑)。
機内の構造がよかったのと、彼女の気分をどんどん高揚させたのが勝因だったと思います」
最後にケータイの番号交換し、滞在したニューヨークのホテルで再度セックス、さらに日本に帰国後もナオミさんの身体を堪能したヤリ目BOY氏。すべては綿密な作戦によって実現したセックスだったと言えよう。