感度の悪さを理由にしてきたみなさん、もうその言い訳は通用しないぞ! セックス時のコンドーム使用に関して行われたある調査で、衝撃の事実が明らかになった。なんと、コンドームを着用してもしなくても肉体的快楽の度合いに差はないことが判明したのだ。
米インディアナ大学のデビー・ハーベニック博士は、18~59歳の男女を対象に調査を行った。性行為の際にコンドームを使用したときとしなかったときでは、人々が感じる肉体的快楽度や満足度などにどのような違いがあるのかを調べた。
結果、人はコンドームを使用しても、使用しなかったときと同程度の快楽や満足感を得られていることが判明。しかも、男女共に同じ結果となったのだ。
また男性の場合、コンドームを着用したからといって勃起状態の維持に影響を与えるわけではないこともわかったそうだ。女性の場合は、潤滑油有りのコンドームと無しのコンドームを使用したとき、両者の違いに気付きにくい傾向があったという。
博士によると、「有っても無くても同じような感覚を得ることができ、満足度も変わらないのなら、安全面を考慮すればコンドームを使用すべきなのは明らかです。性行為自体の安全性が高まれば、様々な性感染症のリスクやエイズ、望まない妊娠などの減少へとつながるのです」とのこと。
この調査結果をにわかには信じられない方もいることだろう。異論・反論もあるかもしれない。だが、博士も語っているとおり、安全面を考えればコンドームが欠かせないのは確かなのである。なんだかんだでこれまでコンドームの使用を避けてきた方は、これを機に少し見直してみてはいかがだろうか。
[rocketnews]