ある若夫婦の話。
夫、奥さんに隠れて、こそこそとAVを見て、自己処理をしていたんだけど、ある日、それを見つかってしまった。うろたえる夫君。

「ええと、これはね、友達に無理やり借りさせられてね」
「別にいいよ。マスかいても」
「え？え？ほんと？」
「うん、いいよ。でもね、これからは、あたしの身体を見て、かくこと」
「えええ？」
「わかったな！バカ夫！」

と、奥さんの顔が急に怖くなる。この例でわかるとおり、女子は、別に、男子がエッチなことをすること自体を咎める気は割合と希薄な場合が多い。

怒るのは、「他の女」をおかずにして、ハアハアしたりすることが嫌だからなのです。
だから、超可愛い女の子のエッチなグラビアなんか見ていて、ニヤニヤしていると、「え？何見てるの？何、この女、おっぱいがだらしない！」とか「なんだか、口の閉まりがなくてバカっぽい」とかディスってくる。

グラビアだけではない。

実際、街で見かけた女の子なんかにも、もし、君が密かに、「いい女だにゃあ」なんて思っていると、それを察知して、「あの女、相当遊んでるよ、それに頭パアだし」 とか、けなしたりしてくる。

つまり、女の敵は女。なのだ。

女は、女の裸なんかみても、全然「エロい気分」にはならない。表面上、「あらあ、この子可愛いねえ」なんて反応することはあっても、心の中では、「ふん、あたしの方が勝ってるもん」「勝ってるところあるもん」と敵対心を燃やすことが多い。

■そういう敵愾心は、女にも男にもある。

まあ、これは、女に限ったことではない。男だってそうです。いや、男の方が、その傾向は強いかもしれない。

つまり、自分より「いい男」が、彼女の前に現れて、「○○さんて、素敵なヒトですね」なんて、まんざらでもないセリフを吐いて、それに、彼女が「あらあ」なんて、顔を上気させて反応したら、「なんだ、あんな男！」とか「お前なんか相手にする訳ないだろ。騙されてるんだよ」とか、ふくれっつらになることでしょう。

まあ、普通、男子が、エロい裸の画像とか晒すことは、きわめて少ないから、女子が、男子の裸を見て、ハアハアするかどうかは、なかなか実証できない。また、女子の場合は、男子の裸を見て、「ああ、やりたい！」と単純に思うか、というと、ちょっと怪しいところがある。

女子の場合は、そのブツそのものというより、男子に、「好きだよ」(抱きたい)という迫られ方をすると、パチンとエロのスイッチが入ることが多いので、単純にブツを見たから、即ハアハアという訳にはいかない、ところがあるからです。そこが男子と女子が違うところなんだな。

[d2ch]