「背景には女の多大な努力があります」とは、女性向けAVレーベル「シルクラボ」の牧野江里さん。
「アンケート(20~30代女性100名にインターネット調査)では、実に84%の女子がSEXのための努力をしていると回答。
続いて現在のSEXに対して
『カレが消極的すぎる』(29歳・宣伝)、
『自分が気持ちよく射精することしか考えていない』(27歳・営業)
などの不満がある女子が6割。
『むさぼり合うようなSEXをしてみたい』(28歳・飲食)、
『イッたふりをするのに疲れた』(30歳・教育)
など、もっと気持ちいいSEXをしたいと考える女子が9割超という数字と合わせて考えれば、女たちは自分が気持ちよくなるために努力をしているように見えるのですが、実は逆です。
『勉強してワザを磨けばカレも気持ちよくなって積極的になるかも』(27歳・通信)というように、まず『相手のため』という人が圧倒的に多いんです。」
理由としては、「女性がSEXのよさを知ってしまった」こと。
ひと昔前は男もSEXにがっついていて、女にとってSEXは「される」ものだったのだが、最近は女子向けウェブメディアの増加もあって、SEXに関する情報が一気に増え、女性にとってSEXは受け身のものではなくなっているらしい。
「また、男の性欲が女に向かっていないという理由も大きい。今は風俗の多様化や無料動画の充実により、男の性欲は分散化の一途。
一方、女子向けのエロコンテンツは増えてきたとはいってもまだまだ少なく、性欲は生身の男に向かっています。男はSEXへの興味が低下していて、女性は逆に増加している状態です。」
そして、多くの女子はこれを自分のせいだと考えているらしい。
「相手にされないのは自分の魅力、努力が足りないからだという不安が、女子を『相手のための努力』に向かわせているのでしょう。」
[引用/参照:日刊SPA!]
http://nikkan-spa.jp/724544