AV30年の間に、これらの擬似小道具は考案されてきた。監督や現場によって作り方はさまざまだが、上記が一般的といえるだろう。
さて、ユーザーにとっての問題はこうした擬似モノがどれだけの頻度で使用されているかということ。wikipediaの『膣内射精』の項目には、ほとんどの中出しAVは擬似精子であると記述されている。はたして現実はどうなのか。
筆者の経験からすれば、“ほとんど”というのは言いすぎである。ここ数年、安易な中出しモノが増えており、擬似が隆盛しているのは間違いない。
しかし、パッケージに“ガチ”と大々的に謳っている作品は、入念な準備(ピルを一カ月前から飲んでもらったりする)のもと、リアルな中出しをしている作品も多数発売されている。“ガチ”だと謳うのは、わざわざそれだけの苦労をしているのに、擬似だと誤解されたくないからだ。それはうんこや飲尿モノについても同じである。